9/14(火)
サンマルコ寺院・ドゥカーレ宮殿・ガラス工房を徒歩で回る、
午前中2時間のツアーを現地で申し込んだ。集まったのは日本人10名。
ガイドさんは日本語ぺらぺらのイタリア人女性。日本の歴史にも通じていて、説明がわかり易く、満足のいくツアーだった。
後日聞いた話だが、イタリアのガイド試験はきびしくて、なかなか合格出来ないらしい。
海の玄関口に建つ、サンマルコ寺院。↑
世界中から観光客が集まってくる、ヴェネチアで最も有名な大聖堂。
ここの広場を、ナポレオンは「世界で最も美しい広場」と絶賛したらしい。
白とピンクの大理石で造られているドゥカーレ宮殿。↑
内部の部屋にはベネチア派画家の絵画で飾られている。
特に2階の大評議室の間にあるティントレットの「天国」の油絵は有名。
歴代総督76名の肖像画も飾られ、ベネチア公国の華麗な時代がしのばれる。
観光とは全く違う話だが、
ヴェネチア到着時から気になっていたことがある。
「海抜0メートルのヴェネチアの下水処理はどうなっているのだろう?」
ガイドさんにそっと聞いてみた。
「えぇ〜〜! そんなバカな!!!!」
ガイドさんの答えは・・・
「そのまま、海に流している。引き潮の時、持って行ってくれるの」
「そんなバカな???!」 でも、「本当かもしれない???」
どうしても気になって、この日の夕方 また別の人に聞いてみた。
「今は、ホテルやレストランは浄化槽で処理している」とのことだった。
浄化槽は土中に埋め込むものと思っている私は、この件に関して未だ納得していない。
海中に大きなパイプラインでもひいて、イタリア本土まで運び 処理しているのだろうか?
この日から、ヴェネチアのシーフードは,美味しく食べられなくなった。
ヴェネチアの下水処理に関して、ご存知の方がいらしたら教えて下さい。